インロックなどという言葉は
今まで知りませんでしたが(そして英語ではインロックでは通じない)、
先日突然そんな事態に陥りました。
インロックとは…
車の中に鍵を置いたまま車の外に出て、ドアの鍵をかけてしまう状態のこと、だそうです。
ドアのロックスイッチを押した後に、ドアを閉めてしまったことによって起こる事態。
そんなこと起きるわけないよ!と思いますが、
うっかり(というか、なぜそうなったかよく分からない…)やってしまったのです。
しかも私の場合、我が子をチャイルドシートに乗せて後部座席のドアを閉め、
さぁ自分も乗り込もうと運転席のドアを開けようとしたら開かない!
鍵も携帯も財布も車の中。
それはそれは焦りました。
幸い、この日は娘を習い事に送っていった駐車場だったので
すぐに先生に助けを求め、彼女が力を尽くしてくれたおかげで事なきを得ました。
先生はまず夫に電話してくれ
残念ながらタイミング悪く夫にすぐに連絡が取れなかったので
その間に先生は警察に電話をしてくれたのです。
インロックは、警察に電話して助けを求めていいのだと
この時初めて知りました。
日本ではJAFか鍵屋さんに直接コンタクトするのかな?
警察に連絡するなんて、思いつきもしませんでしたが、彼女はこういう時はポリスが対応してくれるから!と
早々と警察に連絡をしてくれ(911にかけたのか、ほかの番号があったのかは不明)
すぐに警察官が駆けつけてくれました。
ただ、警察官が鍵を開けられるかというとそうではなく、
警察が鍵屋(Lock Smith)を呼んでくれ、鍵屋が数分後に到着したという。
警察官と二人で鍵屋を待っている状況の落ち着かないこと…
こんなことで警察官の稼働を使ってしまって申し訳ないという思いでした。
聞くところによると、
こういう場合、事件性がないことを警察官が確認してから
鍵屋が鍵を開けられるとのことで、
警察のお世話になるのは
一般的なようです。
鍵屋到着後は
いとも簡単に鍵を開けてくれ、
$38なり。
英会話の先生曰く、
以前は$60くらいかかったけれど
値下がりしているそうです。
携帯さえ身につけていれば
こんなことにはならなかったので
こんなケースを体験する日本人もいないかと思いますが…
インロックの場合、アメリカではポリスに助けを求めてもいいようです。
日本では、
ガソリンスタンドに助けを求めることもできるようですが、
アメリカでガソリンスタンドに鍵を外から開けられるツールがあることは
非常に稀だとのこと。
そして今回の教訓として、
やはり緊急時に連絡を取らなければならない人の電話番号は
スマホに頼らず覚えておかなくてはいけないなと思いました。
子どもにも、
親の電話番号を覚えさせなくては!と。
またひとつ、勉強になりました。
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